葬送のフリーレンマハトの最後とは?マハトの過去の人間関係も合わせて解説

葬送のフリーレンマハトの最後とは?マハトの過去の人間関係も合わせて解説

黄金郷のマハトは、以前フリーレンも敗れたほどの強さを誇る「七崩賢」の最後の一人。

ですが、マハトは以前弟子だったデンケンによって討たれることになります。

そこで、今回はマハトと領主グリュックの友情マハトの最後についてネタバレ解説していきます。

目次

葬送のフリーレンの黄金郷マハトのプロフィール

黄金郷マハトは、七崩賢最強の魔族であり、最後の生き残りです。

名前黄金郷のマハト
所属七崩賢
年齢推定600歳以上
初登場7巻63話
身長・体重不明
種族魔族

名前の由来でもある「万物を黄金に変える」魔法に加え、人間の魔法も扱うことができます。

マハトは、50年前に城塞都市ヴァイゼを黄金郷へと変化させた張本人です。

そして、黄金化を止めるため、マハトは都市と一緒に封印された状態で「大陸魔法協会の監視下」に置かれます。

能力:万物を黄金の代える魔法(ディーアゴルゼ)を使う

マハトは、マハトにしか使えない能力である、万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)を使います

この能力は、魔法という名前が入っていますが、実際は「呪い」の一種とされています。

魔力として感知できないため解除することができず、魔法としても認知できないので防御魔法で防ぐこともできません。

みぃ

しかも、マハトの死後も効力は継続し、解除できるのはマハトのみという唯一無二の能力こそ、マハトが最強と言われている理由です。

強さ:七崩賢最強でフリーレンもかつて敗れたほど

マハトは非常に精密な「魔力探知能力」を持っており、フリーレンでも突破が難しいほど。

範囲も黄金郷全体までカバーできるため、1歩でも足を入れたらその時点で見つかってしまいます

黄金郷マハトとグリュックとの関係

マハトは、城塞都市ヴァイゼに「親しい人間関係を作ったうえで殺して、悪意や罪悪感を知るため」にやってきます。

以前、人間の感情を完全に理解していたと考えていたマハトは、ある教会の新婦から「罪悪感を理解できず可哀想」と言われたことが忘れられませんでした。

その後も、人間同士を殺していく中で、大切な相手を殺した人間が見せる「罪悪感」を見て感動します

だからこそ、人間と深い関係を築いたうえで殺すことで、罪悪感という感情を知ることができるのではないかと思うのです。

そして、あるとき「わたしほど悪意に触れてきた人間はいない」というグリュックの言葉に興味を持ち、悪友として関係を深めていきます

城塞都市ヴァイゼの魔法指南役でデンケンの師匠

みぃ

マハトは、80年ほど前から城塞都市ヴァイゼでグリュックによってお抱え魔法使いとなります。

そのグリュックがマハトを魔法指南役に命じたことで、若かりしデンケンはマハトに魔法を教わることになるのです

一般的な考えとして、人間の魔法使いと魔族の魔法使いはお互いの魔法が使えないとされています。

しかし、マハトは魔族にも関わらず人間の魔法が得意で、器用に使いこなすため指南役としても最適でした。

デンケンの才能や魔法能力は非常に高く、順調に習得していったようです。

しかし、その結果、デンケンとの戦いをすることになるとは、この時は思いもよらないことだったでしょう

ヴァイゼを黄金化してしまうマハト

マハトは長年にわたり「ヴァイゼ」で過ごしましたが、最終的には自ら黄金郷に変化させてしまいます。

それは「親しくなった人を殺すことで悪意や罪悪感がわかるのではないか」という自分勝手な理由からきたものです。

しかし、実際は「グリュック」という自分の唯一の悪友を失った後も、「悪意」「罪悪感」を理解できませんでした。

みぃ

このストーリーでは、「魔族と人類の共存は不可能」であることが描かれています

マハトは大結界で封印される

ヴァイゼを救おうと大陸魔法協会の魔法使いたちが画策しますが、実際はマハトは「黄金化」の開錠方法を知らなかったため、もとに戻せないということを知ります。

そこで、魔法使いたちは協力してマハトを「大結界」に閉じ込めることに

黄金化をもとに戻す方法がわかるまでは生かしておかないと、一生解除できない可能性があるため、殺すことはできませんでした。

そして、大結界の管理者になったデンケンは、ヴァイゼに赴任してくることになります

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黄金郷マハトの最後

七崩賢の中でも最強なマハトは、どのような最後を迎えたのでしょうか

具体的にシーンを振り返りながら解説していきます。

デンケンとの勝負の末、逃亡するマハト

マハトは、かつての弟子だったデンケンと一騎打ちをします

デンケンの昔の師匠でもあったマハトが優勢のまま戦いは続きますが、フリーレンによって街全体の黄金の呪いが解除されたことにより、状況は一変。

フリーレンの行動の一瞬の隙をついて、デンケンは「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」をマハトに放ちます

まともに喰らったマハトは思いがけず大ダメージを受け、デンケンが先に倒れるものの、マハトにも戦う力が残っていません。

もはや助からないことを理解したマハトは、デンケンの前から姿を消し街中へと逃げ込みます

ソリテールとの会話を思い出し、人間との共存について考える

街中を歩くマハトは、ソリテールの死を実感しながら、過去にソリテールと話した会話を回想します。

黄金郷のマハトとソリテールは旧知の仲で、人間に興味を持っていたマハトは、ソリテールから「人間の感情」や「文化・習慣」を教わっていました。

マハトは「人間と共存」を願っており、人間の感情を知るために「多くの人間を殺害する」ことで感情を知ろうとするのです。

ソリテールは「人間と魔族の共存はできない」と思っていたものの、マハトの行く末を見守ります。

ソリテールとマハトに共通するのは、「人間を知りたい」と願う2人でしたが、どちらも「人類の殺害」へと繋がってしまうのです

そんなマハトは、かつて自分が黄金化させた「グリュック」のもとに行きつきます

グリュックとの感動の再会と別れ

マハトが黄金化を解除したことで、元の人間の状態に戻ったグリュックと「最後の会話」を交わします

マハトは、グリュックに「結局なにもわからなかった」とつぶやいて、探していた感情を見つけられなかったと言います。

それに対し、グリュックは「地獄の底まで付き合うと約束したのに」と謝罪。

やり取りをする中で、マハトが助からないことを確信したグリュックは、離れるときにそっと肩に手を添えます。

話を終えたグリュックは、デンケンに瀕死のマハトに止めを指すように命じます。

みぃ

そして、デンケンが力をふり絞った一撃で、マハトは死亡します

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葬送のフリーレンの黄金郷のマハト編は何話?

葬送のフリーレンの黄金郷のマハト編は、コミックス「9巻の81話」から「11巻103話」。

みぃ

今までで最も長編のストーリーとなりました。

最初にマハトが登場したのはコミックス「7巻の63話」で、背景として描かれるのみ。

次の登場はコミックス「8巻の77話」の「竜の群れ」の最後から本格的に登場します。

77話では、宮廷魔法使いである「デンケン」の故郷が、マハトの黄金に変える能力で黄金郷に変わってしまったという話が展開されます。

故郷には、何十年も前に死亡したデンケンの妻の墓があり、「故郷を救うため、マハトに立ち向かう」と覚悟を決めたシーンが描かれています

みぃ

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葬送のフリーレンマハトの最後とは?マハトの過去の人間関係も合わせて解説まとめ

葬送のフリーレンに出てくる、黄金郷のマハト編について解説しました。

万物を黄金に変えるという最強の魔法を使うマハトは、以前弟子だったデンケンに討たれるという結末を迎えます。

みぃ

最後の最後まで、「罪悪感」をしることができなかったマハト。

少し切ないグリュックとマハト、そしてデンケンの関係性は読み返せば読み返すほど、それぞれの感情が突き刺さります。

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