葬送のフリーレンのヒンメルは、フリーレンと共に魔王討伐の旅に出た勇者一行の勇者。
ヒンメルの勇者一行の唯一の紅一点だったフリーレンへの気持ちが気になるところです。
結論からいうと、ヒンメルはフリーレンのことが好きだったと考えられます。
今回は、葬送のフリーレンに出てくるヒンメルがフリーレンのことを好きだったのか、実際のコミックスのシーンを踏まえて考察していきます。
・葬送のフリーレンのヒンメルはフリーレンが好きか考察
・フリーレンはヒンメルのことをどう思っていたのか
葬送のフリーレンは、連続2クールアニメ放送されるなど、大人気のマンガ。
ヒンメルとフリーレンの恋愛事情が気になるところですが、漫画ではより絶妙なヒンメルの表情や雰囲気からフリーレンへの感情が読み取れるのでおすすめですよ♪
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葬送のフリーレンのヒンメルはフリーレンが好きなのか考察
勇者であるヒンメルは、フリーレンのことが好きだとわかる描写がいくつかあります。
そんなヒンメルがフリーレンのことが好きだったのかがわかるシーンをピックアップして紹介します。
ヒンメルはフリーレンと出会ったときから好きだった?
そもそも、ヒンメルはいつからフリーレンのことを好きだったのでしょうか。
実は、ヒンメルは勇者一行として誘う前、幼い頃にフリーレンと出会っています。
ヒンメルが子どもの頃、薬草を取に森に入って遭難したとき、フリーレンと会いました。
ぶっきらぼうに人里の方向を教えるだけで、フリーレンを「冷たい人」だと感じますが、そのときフリーレンは「花畑の魔法」を見せます。
そんな花畑の魔法を見たヒンメルは、生まれて初めて魔法がキレイだと感じ、その感情がそのままフリーレンへの恋心が芽生えたきっかけになったのではないでしょうか。
また、ヒンメルの年齢を考えても初恋だったはずなので、余計にフリーレンへの気持ちは大きかったのでしょう。
ヒンメルが故郷の花を見せたいという発言
コミック1巻2話でのある花畑にいるシーンで、ヒンメルはフリーレンに「故郷にある蒼月草という花を見せたい」という場面があります。
故郷の花を見せたいということは、故郷に一緒に行きたいと同じこと。
つまり、ヒンメルはフリーレンと自分の故郷に一緒に行きたいと考えていたのではないでしょうか。
ほかの勇者一行のメンバーである、ハイターやアイゼンには言っていないことから、友情ではなく「恋心」をもった相手としてフリーレンへの気持ちが現れてしまったと考えられますね。
ヒンメルがフリーレンに渡した指輪の意味
コミック2巻の14話、フリーレンが左手薬指に指輪をしていますが、この指輪はヒンメルから送られた物です。
その指輪には、「鏡蓮華」という花があしらわれており、花言葉は「久遠の愛情」。
久遠の愛情とは、永遠に続く愛とキズナの象徴という意味を持っています。
また、渡すときにまるでプロポーズのように「ひざまづいて指輪をプレゼント」していることからも、ヒンメルのフリーレンへの強い愛情が感じられます。
しかし、指輪を送られた時点では花言葉の意味を知らず、知るのはヒンメルが亡くなった後のことです。
そのタイミングで、フリーレンがヒンメルの気持ちに気づいたと考えられます。
勇者一行の石像を各所に作るヒンメル
勇者一行として各所を旅するヒンメルは、困っている村や人々を助けては自身の石像を作り周っていました。
「自分が存在したことを後世の人に忘れられないように」ということはもちろんですが、自分よりも長く生きるであろうフリーレンに思い出を残せるようにという意味もあるのではないでしょうか。
人間であるヒンメルは、エルフのフリーレンよりも確実に早く死ぬことは確実。
だからこそ、自分が死んだ後も「自分もことを忘れないようにするため」石像を作って、フリーレンの記憶の中で生き続けたいと願ったとも考えられますね。
ヒンメルは生涯独身で過ごす
ヒンメルは、勇者としての旅が終わった後も生涯独身で過ごしています。
世界を救った勇者なら女性からモテモテなはずなので、相手には困らないはずです。
ということは、フリーレンへの気落ちがあったからこそ、結婚という選択肢を取らなかったと考えられます。
そして、人生最後の日に共に旅をしたメンバーと流星を見ることが、彼にとって最高の人生の終わりだったのではないでしょうか。
フリーレンに好きだと伝えなかったのはなぜ?
フリーレンはヒンメルのことを好きでしたが、はっきりとフリーレンに「好きだ」と伝えませんでした。
指輪をひざまづいて渡していることや、一緒に故郷に花を見に行きたいと言っていることからも、恋愛感情はあったはず。
しかし、ヒンメルはフリーレンと結ばれることは考えていなかったのではないでしょうか。
フリーレンの回想シーンで、感情の乏しいフリーレンがはっきりとヒンメルが「どう思っていたのか」を感じ取れたほど、ヒンメルは自分の感情を伝えるのが上手かったと言えます。
そんなヒンメルなら、フリーレンに「好きだ」と言う以外にも上手い言い回しで伝えることはできたと思います。
おそらく、ヒンメルは自分が死んだときにフリーレンを寂しがらせたり後悔させたくなかったのではないかと考えられます。
フリーレンの気持ちが自分に向いていなくても、ヒンメル自身は死んだあともずっとフリーレンを愛し続けるというヒンメルの覚悟が感じられますね。
フリーレンはヒンメルを恋愛感情で好き?
ヒンメルがフリーレンを好きだったのは確定ですが、フリーレンはヒンメルをどう思っていたのか気になりますよね。
現状、フリーレンがヒンメルを「恋愛感情で好き」というのは無いと言えそうです。
というのも、フリーレンが「エルフ」という種族ゆえに、長寿で感情の起伏が少ないからです。
ヒンメルたちにも、10年間の冒険を「たったの10年」と表現したり、「人間はすぐに死ぬ」と突き放すような発言をするなど、感情に無頓着ともいえる発言をしています。
ほかにも、エルフは恋愛感情はもちろん、生殖本能が欠落しているからこそ、「エルフ」という種族はほとんど残っていないという表現も。
そもそも、「葬送のフリーレン」というストーリーの魅力の1つに、「長寿であるエルフが、短命な人間との旅を通して」さまざまな感情を抱くということが挙げられます。
フリーレンの記憶からヒンメルの行動にどんな意図があるのか探りながら、結局は亡くなったヒンメル本人にしかわかりません。
今後フリーレンがヒンメルに恋心を抱いていたと気づいたタイミングがあっても、もうすでにいないヒンメルという存在がもどかしさを感じさせてしまいますよね。
>>葬送のフリーレンのテレビ放送や見逃し配信、サブスク配信について紹介
ヒンメルへの気持ちはゼロではない?
七崩賢の奇跡の魔法によって、「大切なものを見せる幻影」で出てきたのはヒンメルでした。
明らかにほかの人物よりはヒンメルは大切だと思っているということがわかります。
ほかにも、ヒンメルの葬儀ではヒンメルのことを知ろうとしなかったことに後悔し、涙を流すなど、死を悲しむ描写も描かれているのです。
フリーレンはヒンメルの死を経験することで、笑顔を見せるなど、徐々に心境の変化を感じられるようになります。
とはいえ、友人や家族に向ける感情なのか、恋心なのかはフリーレン本人もわかっていないのではないでしょうか。
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>>葬送のフリーレン漫画は何巻ある?全話無料で読む方法を徹底調査
葬送のフリーレンのヒンメルはフリーレンが好き!:まとめ
葬送のフリーレンのヒンメルは、恋愛感情としてフリーレンが好きだったと言えそうですね。
しかし、ヒンメルは人間、フリーレンはエルフという種族から、一緒に生きていくことはできず、あえて直接告白はしなかったのではないでしょうか。
少し切ない二人の関係も、今後の展開で見逃せないポイントと言えそうですね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
>>葬送のフリーレンマハトの最後とは?マハトの過去の人間関係も合わせて解説