薬屋のひとりごと壬氏の正体は?皇帝との関係や出生の秘密を徹底解説

薬屋のひとりごと壬氏の正体は?皇帝との関係や出生の秘密を徹底解説

薬屋のひとりごとの壬氏は後宮の宦官として登場し、その美貌や正体は謎めいていて、気になる人も多いのではないでしょうか。

ストーリーが進むにつれて、宦官ではないことや、皇帝との親しげな様子が見えて余計に気になるところ。

そして、薬屋のひとりごとの11巻にて、壬氏の正体は現皇帝の実子であることが判明します。

しかし、壬氏の出生は複雑なので、わかりにくいところも多いです。

今回は、謎につつまれた壬氏の正体出生の秘密について解説していきます。

目次

薬屋のひとりごと壬氏の正体は現皇帝の実子

結論から言うと、薬屋のひとりごとの壬氏の正体は「現皇帝と阿多妃の間に生まれた子」です。

つまり、皇位継承に最も近い立場にあるということ。

しかし、壬氏本人も息子であるという真実は知りません。

壬氏は幼少期から、現皇帝の実の弟「華瑞月(かずいげつ)」として育てられたためです。

皇帝の弟は病弱という設定なので表に出ることはほとんどなく、公の場に出るときも素顔を隠しているため、壬氏=華瑞月(かずいげつ)と知る人物は限られた人のみです。

壬氏の出生の秘密

帝の弟として育てられていた壬氏。

実は、壬氏自身も自分を「帝の弟」と思っており、本当の正体を知りません。

では、なぜ皇帝の実子であることを隠されていたのでしょうか。

ここで重要となるのは、阿多妃と現在の皇太后が「同時期に出産予定だった」ことです。

阿多妃は壬氏(現皇帝との子ども)、皇太后は皇帝の弟(先帝との子ども)を同じ日に出産することになります。

どちらも皇位を継ぐべき男の子でしたが、地位から見ても優先されるのは皇太后の子どもでした。

そのため、皇太后の出産には、当時の主治医である羅門(猫猫の育て親)が立ち合い帝王切開を行う一方、阿多妃は難産になりながらなんとか出産に成功します。

しかし、阿多妃はこのときの出産により、子宮を失い、二度と子どもを産めない体になってしまうのです。

そして、このとき阿多妃の子ども(壬氏)と皇太后の子ども(皇帝の弟)を交換します。

その後、阿多妃のもとで成長する皇帝の弟は、蜂蜜の毒によって死亡してしまいます。

阿多妃と皇太后の子どもを交換した理由

阿多妃と皇太后の子どもを交換した理由は、二人の母親の思惑が一致したからです。

阿多妃は難産により子宮を失ったこともあり、心身ともに弱っていました。

そして阿多妃は、出産で「自分の子(壬氏)より、皇太后の子(皇帝の弟)が優先される」ことに気づきます。

まして、阿多妃の子どもである壬氏は、皇帝亡きあと皇帝になる地位にあります。

我が子には安全な場所で暮らしてほしい」そんな阿多妃の母親心から、子ども交換を試みます。

一方、皇太后は「皇帝の弟の出産を心から喜べなかった」のです。

だからこそ、子どもを取り替えたいという阿多妃の意思を受け入れ、壬氏を皇太后の息子として育てていくことになります。

皇太后はなぜ子どもの取替えに応じたのか

皇太后には、子どもの取り換えにメリットがないように見えますが、なぜ子どもの取り換えに応じたのでしょうか。

それは、先帝と皇太后の2人の関係が大きく影響しています。

生前、先帝は「幼い娘が好み」ということもあり、皇太后は10歳の若さで後宮入りし、「野心」だけで先帝に取り入り、お手付きになることに成功します。

つまり、当初は先帝に対して「恋心」のようなものはありませんでした。

そして、先帝と出会ってすぐ妊娠し、10歳もしくは11歳ほどで現皇帝を出産します。

幼い体でなんとか出産に成功し、現皇帝はすくすく元気に成長していきます。

しかし、先帝と皇太后の仲は長くは続きません。

皇太后が大人になるにつれ、二人の距離は離れていくのです。

やがて、後宮には「奴隷交易」対策で「幼い娘」が次々と入ってきます。

しかし、皇太后は事実を知らなかったため、「自分は大人になった」から見放された、そして「幼い娘」は可愛がられる状況に、復讐心が芽生えます。

復讐として、皇太后は「他の娘たちより忘れられない女」になるため、無理やり先帝に夜伽を行います。

そして、臨んでいなかった皇帝の弟を妊娠してしまうのです。

ただ、当時の皇太后は20代後半ということもあり、先帝の好み(幼女)ではないこともあり、「不義の子」として疑われたり、復讐心の結果にできた子を愛することができませんでした。

皇太后にとって「孫にあたる壬氏なら」と、阿多妃から提案された「子どもの取り換え」に応じることになります。

皇帝が入れ替えに気づくのは皇帝の弟が亡くなった時

皇帝は、しばらく子どもの入れ替えに気づいていませんでした。

皇帝が入れ替えに気づいたのは、皇帝の弟が亡くなった時です。

阿多妃と皇太后の様子がおかしいことから、赤子の入れ替えがあったことに気づきます。

当時若かった皇帝は怒りを押さえられず、「入れ替えに気づかなかった罰」として羅門を肉刑に処した上で、後宮から追放します。

壬氏の血縁関係を整理

文章だけではわかりにくいので、壬氏の家系図を整理していきましょう。

・阿多妃:壬氏の実の母親

・現皇帝:壬氏の実の父親

・皇太后:壬氏の祖母(育て親)

・先帝:壬氏の祖父

・水連:壬氏の祖母・阿多妃の母親

【壬氏が元々思い込んでいた関係図】

壬氏が両親だと思っていた皇太后・先帝→「祖父母」

兄(皇帝)と兄の妃(阿多妃)→実の両親

先帝は幼女好きで、皇太后が幼いときに出産したこともあり、壬氏は現皇帝(34歳)と約15歳差があります。

そして、自分の出生を知らずに皇帝と育った壬氏は、皇太后を母、皇帝を兄と勘違いしたまま育ちます。

壬氏が産まれたとき、まだ皇太后も20代後半ということもあり、母親と勘違いしても仕方ないでしょう。

しかし、実際は、壬氏が両親だと思っていた皇太后が祖母、皇帝が実の両親でした。

また、驚くべきことに、壬氏の侍女として仕える「水連」は、実は阿多妃の母であり、壬氏の祖母でした。

みぃ

「水連が壬氏に甘い」のも、「孫」には甘くしてしまうおばあちゃん心があるのかもしれませんね。

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壬氏の正体の伏線

実際、物語の中で壬氏の正体について、様々な場面で伏線が貼られています。

大分幼く見える:2巻8話

園遊会の話で、毒入りスープを毒見した猫猫のもとへ駆けつけた壬氏。

その壬氏を見て、猫猫は「大分幼く見える」と心情を表現しています。

園遊会では壬氏が皇帝だと知っている者もおり、隠れていたため、服装が乱れて「年齢相応」の素が見え隠れしていました。

ちなみに、壬氏は後宮では24歳としていますが、実際は18歳です。

みぃ

壬氏の本当の正体(皇帝の実子)を隠すため、年齢詐称をしています。

壬氏が事件で狙われるに値する人物だとしたら:7巻33話

皇帝の弟として祭祀を行っていた壬氏を狙った暗殺を阻止した猫猫

察しの良い猫猫は、「祭祀を行うであろう身分の人=皇族」ということを知っています。

そして、なぜ壬氏が行っていたかを考えると「ぞわっ」として、知ったら面倒だと詮索するのをやめることに。

みぃ

しかし、壬氏が皇帝に近い身分であることは予想ができますよね。

壬氏の正体が明らかになったことで、今までの薬屋のひとりごとの内容も見返すと「ああ、だからか・・」と新たな面白味があります。

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薬屋のひとりごと壬氏の正体は?皇帝との関係や出生の秘密まとめ

長らく謎だった壬氏の正体は、皇帝と阿多妃の実の息子ということがわかりました。

この事実を知ると、より薬屋のひとりごとの物語の面白さが加速します。

なぜ皇帝が壬氏に「結婚相手」を探してほしいと思っているのか壬氏が後宮で躍起になって東宮(将来の帝候補の男の子)が産まれるように動いているのか

すべて、自分に皇位継承権があり、それでも皇位を継ぎたくないからという気持ちが見え隠れしています。

これから、猫猫との恋愛関係が発展したら、猫猫との身分ちがいの恋愛は許されるのか猫猫は皇后になるのか・・など、今後の展開が気になりますね!

みぃ

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!



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